クレジットカード現金化と言うと、業者に依頼して現金化を行う方法が一番に思いつきます。その場合には、ネット店舗でのみ事業を展開している会社を選ぶ事になります。この方法は地方に在住していてもネット申し込みで契約を完結させられる手軽さがあります。
一方で、クレジットカード現金化を自分で行う方法はあります。
クレジットカードで買取が期待出来る商品を買って売る
クレジットカード現金化を自分で行う方法の中では最もポピュラーなものとして、クレジットカードで商品を買って売却する方法です。貴金属や情報家電や白物家電など査定金額が期待出来る物を購入する事で、希望に近い金額のお金を調達していきます。近年では、街にブランドショップが数多く出店しているので、ブランド品や貴金属は特に買い取ってもらい易い環境です。
また、ブランドショップでは、貴金属やブランド品の他に、有名ブランドの酒や化粧品の未使用品を買い取る事も増えています。お中元やお歳暮や何かの記念で貰ったプレゼントなどでお酒や化粧品を貰う機会はよくあります。余った物を捨てたり、放置したりするよりは、値がつくのであれば、クレジットカードで購入した分とまとめて買取に出せば、それだけ現金の調達に役立ちます。
クレジットカードで商品券を購入してチケットショップで売却する
クレジットカードで商品券を購入してチケットショップで売るという方法も比較的知られた方法です。自分名義のクレカで商品券を買うには条件が指定されている事があります。クレジットカードのブランドが発行している商品券のみをクレカ決済が出来るという条件を付けている場合は、カードブランドの約款に基づいて安心して買えます。しかし、クレカ決済に対応していない商品券を購入しようとすると買えないという事が多々あります。
購入出来た商品券は、街のチケットショップで買取の対象品になっている事があるので、査定してもらって査定額に納得出来たら売ってしまって良いでしょう。
但し、クレジットカード会社が取り扱う以外の他社ブランドの商品券をクレカで買う時は、約款で禁止されている事があるので注意が必要です。
クレジットカードでAmazonギフト券やGoogle Playギフトカードなどを購入して現金化する
ネット通販では、Amazonギフト券やGoogle Playギフトカードなどのネットモールで使えるギフト券が販売されている事があります。量販店で販売されていたり、ネットショップが顧客からギフトカードを買い取って、それを販売したりしています。これ以外にもギフト券の個人売買サービスやヤフオクを使って、自分で購入したチケットを販売する事が可能です。但し、ヤフオクは特に禁止はしていませんが、フリマアプリサービスは約款でギフト券の販売を禁止している所が多くあります。
個人売買が出来るサービスは、運営会社がプラットフォームを提供しており、利用者が出品や販売などを行う際の手数料を取っています。基本的には、ユーザー同士で責任を持ってギフト券の売買を行うようにルールが設定されています。出品者は自由に価格を設定出来るので、現金化サービスよりも還元率を高めにして出品をする事も出来ます。
ヤフオクは、他の商品と同様にネットオークションで落札者を選んでいきます。うまく行けば、高額での落札も期待出来るでしょう。
クレジットカード現金化を自分で行うメリットについて
クレジットカード現金化を自分で行うメリットは、詐欺に遭いにくい事です。ネットで事業を展開している会社の中には、会社に関する情報を公開していない事があります。そういった会社と取引をすると、詐欺に遭う可能性があります。
自分でクレジットカードで買い物をして、買った物を売却すれば、全て自分で現金化を進める事が可能です。信用出来るか出来ないか分からない会社に任せるなら、自分で現金化をした方が安心という考え方も出来ます。
クレジットカード現金化を自分で行うデメリットについて
クレジットカード現金化を自分で行うデメリットは、手間がかかる事です。クレジットカード現金化業者のサービスを使えば、申込みをした時点で業者が全ての手続きを行ってくれます。モアタイム対応銀行やネット銀行を使うと、査定後に直ぐに振り込んでくれるので便利です。
個人での現金化は、何を買えば、一番査定額が高いのかを考えながら進めていく必要があります。商品の目利きは、それなりに場数を踏んでいないと難しいものです。査定額が期待出来るギフト券や情報家電やブランド品・貴金属を買う事で、ある程度は期待出来る金額の現金を手に入れられる可能性はありますが、売るタイミングによっては期待出来ない結果に終わる事もあります。
自分で現金化を行う際には、値打ちのある物をクレカで買うようにする
自分で現金化をするなら、ブランド品や貴金属など中古市場でニーズがある物を狙ってクレカ決済で買うようにします。その為には、事前に現在の中古市場での商品の価値やニーズがどれぐらいあるのかを調べておくと良いでしょう。
中古買取りショップの公式サイトやチラシには、ある程度目安になる買取価格表が公開されています。現金化に望ましいと思われる商品に目をつけたら、実際にどれぐらいの価格で買い取っているのかを買取価格表でチェックします。
ブランド品や情報家電の場合、傷や汚れがあると減額対象になってしまいます。中古品を買う場合には、売る際に減額対象になる部分があるのかを見ておくと良いです。中古市場の価格動向は、現金化を自分で行う時に重要な情報となります。
ヤフオクではPCのジャンク品や中古品も人気がある
安く買える中古品として、PCのジャンク品や中古品があります。ネットオークションではパーツ取りや修理目的で購入する人がおり、そういった一見使えなさそうな商品でも売れる事が多々あります。ジャンク品や中古品は、フリマアプリでも売ったり、買ったり出来るので、クレジットカード決済をフリマアプリで活用すれば、かなり安く必要な物を買えます。
ネットオークションは、自分で価格設定をする事が出来るので、買った物よりも高い価格を設定して売れば、現金を多く調達する事が可能です。仕入れにフリマアプリを使い、売却先にネットオークションを使うようにすると、自分なりの現金化術を作り上げられます。
ブランドショップを使う時には、買取対象になっている物だけを持ち込む
クレジットカード現金化を自分で行う時にブランドショップを使うのであれば、買取対象になっている物だけを買って売るようにします。ブランドショップは、有名ブランド品や貴金属を中心に買取を行う傾向があり、人気のある商品の買取に積極的です。クレジットカードは中古品の買い物をする時にも活躍してくれ、本物で安く販売されている物を見つけて、ブランドショップの買取を活用していく事で多額の現金化を実現する事が可能です。
買取対象になっていない物もあり、店の広告や買取表に記載されていない場合は、一度従業員に確認をしておきます。買取対象になっていない物を把握しておけば、次回から自分で現金化をする時にスムーズな流れを作れます。
お酒を売る時にはブランドのお酒を売る
効率の良い現金化は、高額で買取に出せる物を選ぶ事が鉄則であり、お酒もブランドの物は高値で売却出来るので期待値が高い商品です。日本酒やブランデーやウイスキーなどには、高級ブランドが存在しています。それぞれのブランドのお酒には一定のファンがおり、市場でのニーズが高いです。市場ニーズが高く、高値でも買ってくれるファンがいるからこそ、高値での買取が成立しています。
現金化を実現出来るブランド酒を安く仕入れて、クレジットカード決済をして買って高く売却すれば、自分で現金化を効率的に行えます。この方法は、お酒の目利きが出来た方が良いです。お酒に詳しいほど、その価値が分かり、大体の買取価格をイメージする事が出来ます。
クレジットカード現金化出来る金額はカードの限度額によって変わる
クレジットカードのショッピング枠の残高を現金化する場合、カードの限度額は大切です。複数枚カードを持っていて、それぞれのカードの限度額の残高が残っているなら、かなりの金額のお金を手に入れる事が出来ます。しかし、限度額の残高が少ないのであれば、現金化出来る金額にも限界があります。
ショッピング枠の残高を出来るだけ残しておくと、いざという時にクレジットカード現金化をした時に助かります。普段から複数枚のクレジットカードを持っておく事も現金化では大切な要素です。ショッピング枠で買い物をすると、当然カード会社から支払いが来ます。クレカを使った現金化は、前借りするようなイメージであり、後から請求された商品の代金をカード会社に支払う事を忘れないようにしましょう。それさえ忘れなければ、トラブルはほぼ起こりません。
カードのグレードが上がれば、限度額も上がります。その分、現金化の余裕が生まれます。
クレジットカード現金化を自分で行う方法のまとめ
クレジットカード現金化は業者に頼んだ方が楽です。しかし、業者を信用出来ないという思いが強いのであれば、自分で現金化を行う事は出来ます。クレジットカードの限度額の残額が残っている限り、フリマサイトなどで商品を安く買って、ネットオークションやブランドショップの買取サービスで高く売って現金を手に入れられます。
自分で現金化をする事は、経験を積んで商品の目利きがある程度出来る事が求められます。自分で現金化出来るようになれば、業者による詐欺を避ける事ができ、自分の匙加減でお金の調達を行える環境を築き上げられます。
クレジットカード現金化は、クレカ所有者のみが出来る裏技と言えます。カードローンでお金を借りた時の金利が気になる人には、クレカ現金化は、金利分をカードローンよりも圧縮出来る現金化術として使えます。